昨年の米年度代表馬カーリン Curlin(牡4、米・S.アスムッセン厩舎)が、現地時間28日にドバイ・ナドアルシバ競馬場で行われたジャガートロフィー(ハンデ戦・ダート2000m、6頭立て)にR.アルバラード騎手騎乗で出走。他馬とは約7kg差の60kgを背負いながらも、直線で軽く仕掛けられると楽に抜け出し、ファミリアーテリトリー Familiar Territoryに2.1/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分00秒60(良)。
勝ったカーリンは、父Smart Strike、母Sherriff's Deputy(その父Deputy Minister)という血統の米国産馬。昨年のプリークネスS(米G1)、ジョッキークラブゴールドC(米G1)、BCクラシック(米G1)などを制覇しており、今回がBCクラシック以来約4か月ぶりのレースだった。通算成績10戦7勝(重賞5勝)。
同馬の次走は3月29日のドバイワールドC(首G1)。イギリスの大手ブックメーカー・ウィリアムヒル社によるドバイワールドCのオッズでは、カーリンが1.7倍で1番人気。日本のヴァーミリアンは15倍で8番人気となっている。