【宝塚記念】優勢なのは西か東か 馬の所属と騎手で分析すると

2024年06月18日 19:15

人気の中心となりそうなドウデュースは馬も騎手も「西」だが…(c)netkeiba

 京都競馬場で6月22日(日)に行われる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)。今週末に迫った“上半期のグランプリ”では、「東西」どちらが優勢なのか。グレード制が導入された84年以降の記録について、所属と騎手の双方から分析してみた。

 まずは馬の所属から。近2年はいずれも関東馬→関東馬→関西馬の着順で決着しているが、過去40回の割合は以下の通り。

【馬】
美浦所属:【10-10-6-101】22%
栗東所属:【30-29-34-330】78%
地方海外:【0-1-0-7】1%未満

 実に約8割が関西馬という結果に。近年は全体的に関東馬が盛り返し気味だが、宝塚記念の近10年で見ると、関西馬が【6-5-10-95】、関東馬が【4-4-0-24】なので、相変わらず関西馬が優勢と言えるだろう。

 では騎手ではどうか。3年前は関西所属が上位3着まで独占。一昨年は美浦所属→短期免許→栗東所属だったが、昨年は再び関西所属が独占している。過去40回の割合は以下の通り。

【騎手】※%は3着以内の割合
美浦所属:【11-9-5-103】21%
栗東所属:【28-28-34-320】75%
地方海外:【1-3-1-15】4%

 やはりこちらも圧倒的に関西所属が優勢。近10年で見ると美浦が【3-1-0-26】、関西が【6-7-10-91】、短期免許騎手が【1-2-0-2】なので、馬の所属以上に関西優勢である。東西比較からは「関西」がキーワードになりそうだ。

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