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【中京記念】叔父にGI馬が2頭 良血アルナシームが重賞初制覇なるか

2024年07月15日 20:30

重賞初制覇を目指すアルナシーム(今年3月撮影、ユーザー提供:MaRuさん)

 良血が初タイトル獲得なるか。GI馬2頭の甥となるアルナシーム(牡5、栗東・橋口慎介厩舎)が、中京記念(3歳上・GIII・小倉芝1800m)で重賞初制覇を狙う。

 アルナシームは父モーリス、母ジュベルアリ、母の父ディープインパクトの血統。母は未出走だが、祖母のドバイマジェスティは10年の米G1・BCフィリー&メアスプリントの勝ち馬。叔父のアルアインは17年の皐月賞と19年の大阪杯、同じくシャフリヤールは21年の日本ダービーと22年の首G1・ドバイシーマクラシックを制している。

 ここまで19戦5勝。昨年10月のカシオペアSでオープン初勝利。前々走の都大路Sでも前有利の展開の中、鋭く伸びて0秒2差の2着に食い込んだ。これまで重賞では8戦して21年の朝日杯FS、今年の小倉大賞典の4着が最高着順。馬券圏内すらないのは意外だが、いつタイトルに手が届いても不思議ない実力馬だ。

 待望の重賞初制覇で、偉大な叔父2頭に一歩近づくことができるか。馬名はアラビア語で「海風」の意味。その名の通り、真夏の暑さを吹き飛ばすような快走を期待したい。

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