【POG】サトノレイナスの近親カラマティアノスは28日新潟デビュー(美浦発)

2024年07月20日 11:37

カラマティアノスの近親サトノレイナス=21年桜花賞2着時

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 早いもので函館開催が終了し、今週から札幌開催がスタート。関東は福島開催が今週で終了し、来週からは変則2場開催で新潟競馬がスタートします。新潟は暑熱対策として中休みを設けて最終レースは18時25分発走となります。毎年、帰りの渋滞が大変なアイビスSDデーだと帰宅時間の分散にもなって一石二鳥となるかもしれません。ただ、関東から競馬場へ働きに行っている人も多いので、自宅に帰る時間を計算すると…ん?当日中に帰れるのか?(笑)まあ、まずは馬の体調が一番ですからね。お客様からしても長い1日となる2回新潟開催ですが、2週間頑張りましょう!

 まずは先週の振り返りですが、世代最初のJRA重賞・函館2歳Sを勝ったのはサトノカルナバル(牡、堀)でした。鞍上の佐々木はうれしい重賞初制覇。おめでとうございます!血統のイメージよりも短い距離を選択し、かつ結果を出してしまう陣営の手腕にも脱帽ですね。次走はどの距離を選択してくるかが非常に興味深いですね。楽しみです。

 13日の福島芝1800mの新馬戦を勝ったのはニシノルプ(牡、武市)でした。先手を取っての逃げ切りでしたね。次走はサウジアラビRC(10月5日・東京、芝1600m)が有力とのこと。

 同日の福島芝1200mの新馬戦を勝ったのはキタノクニカラ(牝、小島)でした。重賞2勝馬キタウイングの全妹で、センスを感じさせる内容でしたね。次走は新潟2歳S(8月25日・新潟、芝1600m)で姉妹制覇を目指すとのこと。

 14日の福島芝1800mの新馬戦を勝ったのはホウオウガイア(牝、大竹)。勝負どころでの反応が素晴らしかったですね。いい勝ち方だったと思います。次走は未定ですが、オープンクラスでも楽しめそうな存在です。

 注目を集め続けているアロンズロッド(牡、国枝、父エピファネイア、母アーモンドアイ)が美浦Wで6F83秒5-37秒5-11秒5(馬なり)をマークしました。デビューは8月11日の新潟1600mをルメールで予定。どんな走りを見せてくれるか楽しみで仕方ありません。ちなみに併せたガルダイア(牡、国枝、父エピファネイア、母アステリックス)はアエロリットの半弟という良血。こちらは一度ノーザンF天栄に放牧に出されました。

 サトノフラッグサトノレイナスの近親となるカラマティアノス(牡、奥村武、父レイデオロ、母ダンサール)は美浦で好時計を出している注目馬。28日の新潟芝1800mの新馬戦でデビュー予定。鞍上は川田。

 東京でのデビューを延ばしたクラリネットソナタ(牝、田中博、父ナダル、母レニーズゴットジップ)が先週、美浦に帰厩。8月3日の新潟ダート1800mの新馬戦を予定しています。(馬サブロー美浦支局・木村)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。