プリモシークエンスの母のプリモシーン(撮影:下野雄規)
重賞3勝のプリモシーンの初仔となるプリモシークエンス(牡2、美浦・木村哲也厩舎)が、日曜新潟5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。
プリモシークエンスは父エピファネイア、母プリモシーン、母の父ディープインパクトの血統。母は18年のフェアリーSと関屋記念、20年の東京新聞杯と重賞を3勝。祖母のモシーンは豪G1を4勝した名牝だ。さらに叔父のダノンエアズロックは今年のプリンシパルSを制している。
当初は6月の東京でデビュー予定だったが、体調が整わなかったために回避。放牧を挟み、ここに向けて乗り込まれてきた。攻めは時計、量ともに合格点。そして鞍上はルメール騎手。血統的な期待度も含めて考えれば、楽勝まで期待したい初陣となる。