待望の復帰戦を迎えるユリーシャ(今年4月撮影、ユーザー提供:あすりさん)
昨年のエルフィンS覇者の
ユリーシャ(牝4、美浦・伊坂重信厩舎)が、土曜中山11Rの初風ステークス(3歳上・3勝クラス・ダ1200m)で1年ぶりの実戦を迎える。
ユリーシャは父
グレーターロンドン、母アンジェリカス、母の父
ハービンジャーの血統。曾祖母の
クリスマスツリーは00年のターコイズSの覇者、4代母の
オークツリーは92年の福島記念の2着馬。5代母は82年のオークス馬の
シャダイアイバー。一族にはエアジハード、
ペインテドブラック、
ユールシンギングなどの活躍馬がいる。
ここまで8戦2勝。昨年のエルフィンSを逃げ切ってオープン初勝利。しかし、その後は4戦連続で2桁着順と精彩を欠き、昨年のローズSで17着に敗れた後は長期休養へ。今回は約1年ぶりの実戦、かつ中村直也厩舎から伊坂厩舎への転厩初戦、さらには初のダート挑戦となる。
条件的には厳しいが、少しでも休養前と違う走りを見せられるか。持ち前の先行力がダートで生きることを期待したい。