内田利雄騎手がマカオG1を制覇

2008年04月13日 17:00

 現地時間13日、マカオ・タイパ競馬場で行われた5R・マカオホンコントロフィー(マカオG1・芝1500m)に、日本から遠征中の内田利雄騎手(46)がシュプリームヒーロー Supreme Heroで出走。12番人気(単勝69倍)の人気薄ながら、3番人気カラムフォーチュン Ka Lam Fortuneにクビ差をつけ見事優勝。日本人初となるマカオG1制覇を果たした。

 内田利雄騎手は07年のマカオギニー(マカオG2)を制しており、マカオ重賞は2勝目。マカオでは岡部幸雄元騎手(JRA)が94年マカオダービー、岡部誠騎手(愛知)が昨年のザ・マカオスターオブザサンドS(マカオG2)を制すなど日本人騎手が活躍しているが、G1は初制覇となった。

 同騎手は78年10月に宇都宮でデビュー。05年3月の同競馬場廃止に伴い、これまでにフリー騎手として岩手、笠松、浦和、兵庫、佐賀、福山の各地方競馬で期間限定騎乗を行っている。マカオへは99年(19戦2勝)、07年(83戦10勝)にも参戦。今年は3月14日から騎乗しており、今回の遠征では5R終了時点で36戦7勝の成績を残している。

【内田利雄騎手のコメント】
「アイムベリーハッピーです。これからはGIジョッキーと呼んでください(笑)。レースに出る以上、チャンスはあるとは思っていましたが、まさか勝てるとは。シュプリームヒーローに騎乗させていただくのは初めてでした。近走のレースVTRを見て、『切れる脚はないけど、ジワジワ伸びるタイプかな?』という印象を抱いてレースに臨んだのですが、今回は切れましたね!良馬場だったら香港の馬にやられてしまうんじゃないかと、関係者のみなさんと話していたんですよ。そうしたら朝になって急に雨が降ったんです。これが僕達にとって恵みの雨となりました。ともかく一番の勝因は、勝負服がピンクだったことですね(笑)」

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。