【フェアリーS】ワンアンドオンリー産駒の重賞初制覇へ キスアンドクライが一発狙う

2025年01月09日 08:00

ワンアンドオンリーの代表産駒を目指すキスアンドクライ(昨年11月撮影、ユーザー提供:あすさん)

 ワンアンドオンリー産駒のキスアンドクライ(牝3、栗東・橋口慎介厩舎)が、フェアリーステークス(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 キスアンドクライは父ワンアンドオンリー、母アンラッシュ、母の父ノヴェリストの血統。父は14年の日本ダービー馬。母は未勝利だが、祖母のキュンティアは97年の阪神3歳牝馬Sの2着馬。伯母のオディールは07年のファンタジーS、いとこのレーヌブランシュは20年の関東オークス、21年のレディスプレリュードを制している。

 ここまで2戦1勝。昨年10月の東京の新馬(芝1400m)は6着だったが、続く11月の京都の未勝利(芝1600m内回り)で初勝利を手にした。血統から適条件を把握しづらいタイプだが、レースぶりを見る限り、非凡なセンスの持ち主であることは間違いない。

 ワンアンドオンリー産駒はこれまでJRAで21頭がデビュー。アトラクティーボが3勝を挙げるなど、7頭で11勝を挙げている。しかし、重賞に限ると2頭が走り、22年のアルテミスSのマスキュリンの7着が最高着順。父を管理した橋口弘次郎元調教師の長男・橋口慎介調教師が手掛けるキスアンドクライが孝行娘となれるか。その走りに注目したい。

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