2024年度のJRA賞授賞式が都内で開催。2年ぶり5回目のMVJに選ばれた戸崎圭太騎手が喜びを語った。

「MVJ＝Most Valuable Jockey」は、JRAおよび地方・海外の指定レースにおける「勝利度数」「勝率」「獲得賞金」「騎乗回数」の4項目を順位付け・ポイント化し、その最上位騎手が受賞者となる。

　戸崎騎手は13年に大井競馬から移籍。これまでJRA通算1583勝(うち重賞79勝)を挙げている。昨年はジャスティンミラノで皐月賞、レガレイラで有馬記念を制しGI・2勝。ほかにもミッキーファイトでレパードSや名古屋大賞典を勝利するなど、中央・地方で重賞8勝の活躍だった。

　登壇した戸崎騎手は、2年ぶり5度目の受賞について「またこの場に立てて、とても嬉しく思います」と述べ、「オークス、ダービーで1番人気に乗せていただき、勝つことはできなかったが、今年はこれを目標、糧にして、ひとつでも多く勝ちたいです」と昨年を振り返りつつ今年への意気込みを語った。