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【東京新聞杯】ウォーターリヒト重賞初V! 3月引退の河内師へ1年3カ月ぶりタイトル贈った

2025年02月10日 05:25

<東京11R・東京新聞杯>レースを制したウォーターリヒト(手前)(撮影・村上 大輔)

 名伯楽へタイトルを届けた。「第75回東京新聞杯」は9日に東京で行われ、3番人気ウォーターリヒトが差し切って重賞初制覇。3月4日に定年を迎える河内洋師(69)は23年11月のJBCレディスクラシック(アイコンテーラー)以来、1年3カ月ぶりのタイトル獲得となった。西では新たな時代の幕開け。京都の「第65回きさらぎ賞」はサトノシャイニングが外から突き抜けて重賞初Vを挙げた。

 00年ダービーをほうふつさせるゴール前の攻防だった。中団から伸びてきたのは河内師にとって弟弟子となる武豊騎乗のボンドガール。半馬身抜け出して、勝負ありかと思われた。その瞬間、さらに外から伸びたウォーターリヒトが首差捉えた。まるで河内師がそのダービーでVに導いたアグネスフライトとエアシャカール、師弟コンビ一騎打ちの再現か。河内師は「メンバーがそろっていたが最後は確実に来るからね。いつも通りいい脚を使ってくれた。久しぶりにうれしいね。重賞を勝ってくれて」と奮闘した愛馬をねぎらった。

 昨年のNHKマイルC以来、4戦ぶりにコンビを組んだ菅原明のエスコートが光った。スタートを決めると、じっくり脚をためる。直線に入る。逃げるメイショウチタンは10馬身前。人馬は冷静だった。残り400メートルからエンジン点火。鞍上の懸命のアクションに応えて、上がり最速タイ3F33秒2の脚で猛追。ゴール直前で前をまとめてのみ込んだ。

 「NHKマイルCで乗ってからも活躍を見ていたので乗せてもらえてうれしかった。ひと回り大きくなって、トモ(後肢)もしっかりしてパワーアップしていた。自信を持ってしまいの脚を生かそうと思った。先頭は遠かったので届くかなという感じでしたが、最後は馬の気持ちです」。殊勲の鞍上は相棒の成長を実感。続けて「河内先生が定年なので、いい結果を残すことができて良かった」と充実の表情を浮かべた。

 初タイトルを胸に大舞台を視界に捉えた。今後について「まだまだ先のある馬だからね。ひと息入れてG1へ向けて」と指揮官。「応援に行きますよ。今度はスタンドで見ます」と終始、笑みがこぼれた。定年引退直前に愛馬が届けてくれた特別な1勝。喜びを胸に残りの調教師人生に全力を注ぐ。

 ◆ウォーターリヒト 父ドレフォン 母ウォーターピオニー(母の父ヴィクトワールピサ)21年3月24日生まれ 牡4歳 栗東・河内厩舎所属 馬主・山岡正人氏 生産者・北海道浦河町の伏木田牧場 戦績13戦4勝(重賞初勝利) 総獲得賞金1億3990万円 馬名の由来は冠名+光、明かり(ドイツ語)。 

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