久々でも上々の仕上がりを見せたネブラディスク(撮影・石井剣太郎)
「共同通信杯・G3」(16日、東京)
3馬身差Vの新馬戦から2カ月半ぶりとなる
ネブラディスクが12日、栗東坂路で軽快な動きを披露した。前半は行きたがるところを我慢させつつ、4F55秒2-39秒7-12秒7。反応の良さに上々の仕上がりがうかがえた。
「1週前は(武)豊さんに感触を確かめてもらって、けさは軽めで。時計がすごく出るというわけではないですし、牝馬みたいな線の細さがある。でも、動ける状態にはあると思う」と福永師。まだビシビシと鍛え上げる段階ではなく、成長途上なのは否めないが、それでもの態勢は整った。
昨年は新馬戦を勝ったばかりの
ジャスティンミラノが、ここを勝って皐月賞も制した。「もっと良くなるのは先かもしれませんが、筋肉の質はいいし、能力の高さは感じる」と指揮官。ポテンシャルの高さはデビュー戦の完勝劇で示した。府中でも父譲りの能力を発揮して、クラシック候補に名乗りを上げる。