【スプリングSレース後コメント】ピコチャンブラック石橋脩騎手ら

2025年03月16日 17:50

スプリングSを制したピコチャンブラック(c)netkeiba、撮影:小金井邦祥

 中山11Rの第74回スプリングステークス(3歳GII・芝1800m)は2番人気ピコチャンブラック(石橋脩騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分51秒5(重)。クビ差の2着に7番人気フクノブルーレイク、さらに1馬身3/4差の3着に1番人気キングスコールが入った。

 ピコチャンブラックは美浦・上原佑紀厩舎の3歳牡馬で、父キタサンブラック、母トランプクイーン(母の父ネオユニヴァース)。通算成績は4戦2勝。

レース後のコメント

1着 ピコチャンブラック(石橋脩騎手)
「この中間も厩舎と話し合って一生懸命やってきたことで、今日の競馬で上手に走ってくれて、それが一番よかったです。馬場的に、あまり速くなければ前に利があるだろうと感じていて、あとはこの馬のリズムを崩さないようにしました。まだいろいろな課題もあるので、(3コーナーでは)行かせたほうがいいだろうと判断しました。最後はしんどくなりましたが、今日のような馬場に助けられた面もあったと思います。

 さらに改善していくところがあるので、それがあれば楽しみです。きょうは一生懸命走ってくれたので、まだ半信半疑なところもあるのですが、この先も一生懸命走っていけるように育ってくれればいいなと思っています」

(上原佑紀調教師)
「この中間は平常心で走ることに取り組んできましたが、それが生きた形になりました。能力を出し切れば結果はついてくると思っていました。飛びが綺麗な馬なので、この馬場を心配していましたがこなしてくれました。集中力が続かない点があるので、先週のレースではなく、1ハロン短いスプリングステークスにしたのですが、今日ぐらいの精神状態であれば距離が延びても問題ないと思います。

 次はホープフルステークス組にリベンジするチャンスで、楽しみです。私自身としては厩舎開業初重賞勝ちとなりました。去年もチャンスがあったのに勝てず、このタイミングでの初勝利となりました。厩舎開業初勝利も石橋脩騎手が乗ってくれたレースでした。今日は一生忘れないと思います」

2着 フクノブルーレイク(松岡正海騎手)
「今日は前が残っている馬場ですが、この馬とは競馬を作って来ているので、位置というよりはこの馬のリズムで折り合いだけを気にしていきました。馬場は正直自信がありませんでしたが、こなしてくれたかなという感じです。元々力のある馬ですしね。成長はまだこれからですが、これくらいのメンバーでこれくらいやれたのは良かったです」

3着 キングスコール(藤岡佑介騎手)
「ゲートが開く直前で頭を下げる形になってしまい、少し出遅れてしまいました。2戦目ですし、そういったこともありえるなとは思っていましたので、慌てず切り替えました。馬場的にもスローペースのよーいドンで外を回されてしまうとさすがに条件的に厳しいなと思っていましたので、向正面で自分から動いていきました。

 長く脚も使っていますし、3、4コーナーは相当のめっていたので、ずるずる下がってもおかしくない展開でしたが、直線でよく踏ん張って盛り返してくれました。地力だけで3着、権利を取ってくれました。順調なら本番を迎えると思いますし、もう少し綺麗な馬場でやりたいです。馬力はありますが、跳びはすごくきれいな馬で、決して重馬場が良いといいタイプではありません」

4着 マテンロウバローズ(横山典弘騎手)
「上手に走っていたのではないでしょうか。頑張っています」

5着 スワローシチー(田辺裕信騎手)
「1800mの大外枠で、前半のポジション取り争いに参加出来ませんでした。リズム重視で運び、最後はよく伸びてくれましたが、走りにくそうなところがありました。馬場の影響もあったと思います。それでもよく頑張ってくれました」

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