<大阪杯>連覇を果たしたベラジオオペラ(左)(撮影・井垣 忠夫)
◇G1大阪杯(2025年4月6日 阪神芝2000メートル)
古馬による春の中距離王決定戦「大阪杯」は2番人気
ベラジオオペラ(牡5=上村)が制し、G1昇格後のこのレースでは初となる連覇を達成した。勝ち時計1分56秒2は従来の記録を1秒も塗り替えるコースレコードだった。
ベラジオオペラは父
ロードカナロア、母エアルーティーン(母の父
ハービンジャー)の血統で通算12戦6勝。
騎乗した横山和はJRA・G1通算4勝目。「強い競馬をみせてくれた。(最後の直線は)気持ちよかった」と胸を張った。上村師は同3勝目となった。
▼大阪杯 72年から現行の芝2000メートルとなり、84年の
グレード制導入でG2に格付け。92年のトウカイテイオー、93年のメジロマックイーンなど勝ち馬には多くの名馬が名を連ねる。G1に昇格した17年は
キタサンブラックが1番人気に応えた。