騎手は想定。除外対象(繰り上がり順=(1)アスクシュタイン57、(2)マテンロウバローズ57 回避=ローランドバローズ57
「皐月賞・G1」(20日、中山)
牡馬クラシック開幕戦は、
ホープフルS覇者
クロワデュノールの“1強ムード”で迎える。1週前の栗東CWで6F81秒1-36秒4-10秒9を馬なりで計時。反応が鈍かった2週前から一転した豪快なアクションに、主戦の北村友は「先週の段階では大丈夫かな?という印象だったが、ガラッと変わって素晴らしい動き」と万全の態勢を伝える。20年
コントレイル以来、5年ぶり8頭目の最優秀2歳牡馬による皐月賞制覇へ-。視界は良好だ。
2番手グループは大混戦。新馬から3連勝で京都2歳Sを制した
エリキングは底を見せていない無敗の強みがある。骨折明けだが、1週前の栗東CWで6F80秒9-35秒8-10秒9をマークし、好仕上がりをアピール。中147日での制覇となれば史上最長ブランクだ。
年明けのきさらぎ賞を完勝した
サトノシャイニングは東スポ杯2歳S(2着)の雪辱を目指す。皐月賞初騎乗となる西村淳とコンビを組む予定だが、前週の落馬負傷の状態が気になるところ。
ジョバンニは5戦2勝、2着3回と連対率100%。
ホープフルSでは
クロワデュノールの2着に敗れたが、前哨戦の若葉Sを制し、上昇カーブを描いて逆転を期す。
弥生賞ディープ記念を快勝した
ファウストラーゼンも侮れない存在。2戦連続で見せた強烈なまくりで、本番でも波乱を演出する。共同通信杯覇者
マスカレードボール、ス
プリングSを接戦で制した
ピコチャンブラックもチャンスはある。
トライアルで敗れた組にも素質馬がそろう。弥生賞ディープ記念2着の
ヴィンセンシオはルメールの継続騎乗で、同4着の
ミュージアムマイルはモレイラとの新コンビで臨む。骨折明けのス
プリングSで3着だった
キングスコールは上積み十分。果たして
クロワデュノールに待ったをかけられるか-。