【皐月賞展望】最優秀2歳牡馬クロワデュノールの1強ムード エリキングなど多彩なメンバーが逆転狙う

2025年04月13日 21:06

 騎手は想定。除外対象(繰り上がり順=(1)アスクシュタイン57、(2)マテンロウバローズ57 回避=ローランドバローズ57

 「皐月賞・G1」(20日、中山)

 牡馬クラシック開幕戦は、ホープフルS覇者クロワデュノールの“1強ムード”で迎える。1週前の栗東CWで6F81秒1-36秒4-10秒9を馬なりで計時。反応が鈍かった2週前から一転した豪快なアクションに、主戦の北村友は「先週の段階では大丈夫かな?という印象だったが、ガラッと変わって素晴らしい動き」と万全の態勢を伝える。20年コントレイル以来、5年ぶり8頭目の最優秀2歳牡馬による皐月賞制覇へ-。視界は良好だ。

 2番手グループは大混戦。新馬から3連勝で京都2歳Sを制したエリキングは底を見せていない無敗の強みがある。骨折明けだが、1週前の栗東CWで6F80秒9-35秒8-10秒9をマークし、好仕上がりをアピール。中147日での制覇となれば史上最長ブランクだ。

 年明けのきさらぎ賞を完勝したサトノシャイニングは東スポ杯2歳S(2着)の雪辱を目指す。皐月賞初騎乗となる西村淳とコンビを組む予定だが、前週の落馬負傷の状態が気になるところ。

 ジョバンニは5戦2勝、2着3回と連対率100%。ホープフルSではクロワデュノールの2着に敗れたが、前哨戦の若葉Sを制し、上昇カーブを描いて逆転を期す。

 弥生賞ディープ記念を快勝したファウストラーゼンも侮れない存在。2戦連続で見せた強烈なまくりで、本番でも波乱を演出する。共同通信杯覇者マスカレードボール、スプリングSを接戦で制したピコチャンブラックもチャンスはある。

 トライアルで敗れた組にも素質馬がそろう。弥生賞ディープ記念2着のヴィンセンシオはルメールの継続騎乗で、同4着のミュージアムマイルはモレイラとの新コンビで臨む。骨折明けのスプリングSで3着だったキングスコールは上積み十分。果たしてクロワデュノールに待ったをかけられるか-。

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