◆ドラゴンブースト(17日・堀尾)

　日曜中山11R・皐月賞(芝2000m)に出走するドラゴンブースト(牡3歳、栗東・藤野)は年明けの京成杯3着からの直行となる。「トライアルで消耗して間隔が詰まっている相手よりフレッシュなはず。中山芝2000mは経験しているのとしていないのとでは差が出るコース形態と思っています」と師。ローテと経験値でアドバンテージがあり、雨予報なら穴として急浮上する。

◆フクノブルーレイク(17日・文元)

　前走・スプリングSで長くいい脚を使って3着と好走したフクノブルーレイク(牡3歳、美浦・竹内)。「鞍上は完全に手の内に入れているし、馬場状態を考慮して早めに動いたのも良かった」と師は振り返る。日曜中山11R・皐月賞(芝2000m)での戴冠へ陣営は脈ありとみており、「ひとつひとつが実になってきているし、さらなる上積みを感じる。上がりがかかって、しぶとさを生かせる展開にでもなれば」と一発を狙う。

◆メディテラニアン(17日・安里)

　土曜阪神5R・3歳1勝クラス(芝2000m)に出走するメディテラニアン(牡3歳、栗東・池江)。「前走のゆりかもめ賞9着は距離延長や長距離輸送などいろんな面で難しさが出た。まだ緩くて芯が入っていない印象だが、それでもケイコは文句なしに動くし、能力的に1勝クラスならあっさり勝っていい馬です」と兼武助手は相当なポテンシャルを感じている。

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