3歳未勝利に出走予定のアルマデオロ(今年3月撮影、ユーザー提供:みょんさん)
名馬キタサンブラックの半弟となるアルマデオロ(牡3、栗東・清水久詞厩舎)が、日曜東京5Rの3歳未勝利(芝2400m)で初勝利を狙う。
アルマデオロは父レイデオロ、母シュガーハート、母の父サクラバクシンオーの血統。半兄のキタサンブラックは16年と17年の天皇賞(春)を連覇するなど、GIを7勝した歴史的名馬。種牡馬としてもイクイノックスやソールオリエンス、クロワデュノールやウィルソンテソーロを輩出し、大成功を収めている。また、同じく半兄のシュガークンが24年の青葉賞覇者、ショウナンバッハとエブリワンブラックもオープンまで出世している。馬名はスペイン語で「黄金の魂」。ユニオンオーナーズクラブにおいて総額1億円で募集された。
ここまで3戦0勝。昨秋のデビュー戦は6着に終わったが、ここで休養を挟んだことが吉と出た。今春に復帰後は4着、2着と尻上がりに内容が上向きだ。今回は初の東京コース、そして左回りとなるが、おそらくは問題なし。引き続き武豊騎手とのタッグで、待望の初勝利を期待したい。