オークスで5着(3番人気)に終わった
リンクスティップ(牝3歳、栗東・西村)が、左前脚の第1指骨を剥離骨折していたことが28日、明らかになった。所属するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。
帰厩後の馬体チェックで左前脚が気になって獣医師に診てもらいエックス線検査を行ったところ、故障が判明した。全治3カ月以上の診断となったものの、程度は軽く、保存療法を行う方針。28日に滋賀県のノーザン
ファームしがらきに放牧に出ている。
同馬は父
キタサンブラック、母ダンスウィズキトゥンの鹿毛馬。昨年10月に短期免許で来日していたC・デムーロとのコンビでデビュー(2着)した。2戦目で初勝利を挙げると、3戦目のきさらぎ賞からは兄であるM・デムーロが手綱を取った。ダービーにも出走する
サトノシャイニングの2着に入り、賞金加算に成功。続く桜花賞でも3着に好走するなど、同世代の牝馬で上位の力を示していた。