【POG】ローベルクランツは放牧へ/馬三郎のつぶやき

2025年06月19日 16:47

先週の新馬戦で2着だったローベルクランツ(写真右、(c)netkeiba)

ローベルクランツ(19日・赤木)

 先週の新馬戦(阪神、芝1800m)で2着だったローベルクランツ(牡2歳、栗東・小林)。「スタートしてから行き脚がつかなかったのが誤算でしたね」と師は振り返ったが、メンバー最速となる上がり3F33秒5の末脚で、勝ち馬をクビ差まで猛追した走りには素質の高さを感じさせた。今後は「まだ気性も体も幼いので、いったん放牧に出します」と未定だが、次戦はもとより先々まで注目したい馬だ。

サトノエスケープ(19日・石渡)

 いったん入厩後、放牧へ出されていたサトノエスケープ(牡2歳、美浦・久保田、父ジャスタウェイ、母エルフィンコーブ)が美浦へ帰厩。本日、坂路で4F54秒9-39秒6-12秒7をマーク。これが帰厩後の初時計だが、軽やかなフットワークで素軽さは十分。仕上がりも早そうなタイプで距離は短めが良さそうだ。

エムズビギン(19日・浜口)

 24年セレクトセールで5億9000万円(税抜き)の値がついたエムズビギン(牡2歳、栗東・友道、父キタサンブラック、母デルフィニアII)がこの日、函館競馬場でのゲート試験に無事合格した。現状、まだ出脚が速い方ではないが、勢いがつくとブレのないフォームでしっかりと走れていた。バランスの取れた体つきで見た目の印象も上々。やはり素材としては一級品だ。

ダノンシーホーク(19日・紺谷)

 ダノンシーホーク(牡2歳、栗東・大久保、父ダノンスマッシュ、母ダノンジャンヌ)が、栗東坂路で4F53秒3-39秒1-12秒4(強め)を計時し、力強く駆け上がってきた。キビキビと回転の速いフットワークから短距離向きの印象を受けた。デビュー戦が楽しみ。

ゼロヴィジビリティ(19日・河西)

 ゼロヴィジビリティ(牡2歳、栗東・寺島、父ディスクリートキャット、母ブルーミスト)が栗東CWで追い切りを行い、6F80秒7-11秒0(一杯)をマークした。直線で併せたパートナーの外から並びかけると一気の脚で抜き去り、0秒8差をつけて先着を果たした。2週続けてラスト1F11秒台と脚力を見せており、デビューのその日まで楽しみに待ちたい。

ハムタン(19日・竹村)

 ハムタン(牡2歳、栗東・武幸、父エピファネイア、母カレンブーケドール)がこの日、栗東CWで3頭併せを行い、最先着を果たした。僚馬2頭を前に置き、内に潜り込む内容だったが、鞍上の仕掛けに力強く反応して1F11秒5をマーク。順調に調教ピッチは上がっており、動きも追うごとに良くなっている。母は大舞台で幾度となく名勝負を演じてきた名牝。どんな成長を遂げるのか非常に楽しみだ。

スターアニス(19日・安里)

 母は短距離重賞2勝エピセアロームという血統のスターアニス(牝2歳、栗東・高野)。「ドレフォン産駒ですが、芝でも動けそうな軽いフットワーク。短距離向きの走りで恥ずかしい競馬はしないと思います」と師も初戦から期待している。29日の小倉新馬戦(芝1200m)を松山騎手でデビュー予定。

タイダルロック(19日・森元)

 先月オープン入りを果たしたラスカンブレスの半弟タイダルロック(牡2歳、美浦・武井、父モーリス、母アースライズ)が、美浦Wで6F82秒7-11秒8を馬なりでマーク。ズバッと切れるというよりは、長くいい脚を使えそうなタイプ。兄同様に長めの距離で活躍しそうだ。

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