「新馬戦」(6日、函館)
注目の良血馬が北の大地でベールを脱ぐ。日曜函館5R(芝1800メートル)でデビューを予定する
ショウナンガルフ(牡2歳、父
ハービンジャー、栗東・須貝)。祖母ミスエーニョは09年の米G1・
デビュタントS覇者で、叔母には昨年フラワーC勝ち馬
ミアネーロや今年のフィリーズRを制した
ショウナンザナドゥがいる。23年セレクト当歳セールで2億1000万円(税抜き)の高値で落札された。
函館入り後も順調な調整過程を踏んでおり、6月25日の1週前追いでは函館Wで併せ馬。のちに函館記念を制する
ヴェローチェエラ(4歳オープン)を追い掛けラスト1Fでビシッと馬体を合わせ、5F68秒0-38秒0-12秒4で併入した。騎乗した荻野琢は「走りだしもシャキッとしていて、2歳馬らしくない。走りだしてからもいいフットワーク。真面目でいかにも初戦からという感じです」と満足顔。須貝師は「持っているものはすごくいい。楽しみ」と大きな期待を寄せた。