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【POG】叔父は今年の日本ダービー馬クロワデュノール、タイダルロック大物感ある動き

2025年07月04日 07:00

タイダルロックはスケールを感じさせる走りが魅力

 6日の福島5R・2歳新馬(芝2000メートル)で初陣を迎えるタイダルロック(牡、美浦・武井厩舎、父モーリス)は、母の弟が今年の日本ダービー馬クロワデュノールという良血。3月にゲート試験に合格後、一度放牧に出され先月上旬に再入厩。その後はWコースと坂路を併用して丹念に乗り込まれてきた。

 先月25日の1週前追い切りは、大野を背にWコースで6ハロン81秒4―11秒5。直線ではしっかり追われる僚馬に対し3馬身追走から余力たっぷりに併入した。大きなストライドは躍動感もあって迫力満点。順調に仕上げが進んだ。

 武井調教師は「まだ(上が)ありそうな動き。息はすごくいいし、体力はある」と称賛すれば、鞍上は「能力自体はあると思う。シュッという感じではなく長く脚を使いそうなイメージ」とジャッジ。2日の最終追い切りも同コースで水分を含んだ馬場をしっかりととらえ、スケールを感じさせる動きを披露した。

 祖母は英オークス2着、愛オークス3着。母もフラワーC2着、オークス4着と母系は中長距離指向が強い。トレーナーは「距離はあった方がいい」と口にし、大野も「2000メートルはちょうどいいと思う」と適性を感じ取る。叔父の背中を追い、みちのく路から一歩を踏み出す。(石行 佑介)

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