小倉11Rのマレーシアカップ(3歳以上3勝クラス・芝1800m)は11番人気グランアルティスタ(小崎綾也騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分47秒0(良)。クビ差の2着に6番人気ワンダイレクト、さらにクビ差の3着に3番人気アウフヘーベンが入った。

　グランアルティスタは栗東・寺島良厩舎の4歳牡馬で、父ミッキーロケット、母レイナソフィア(母の父スペシャルウィーク)。通算成績は16戦4勝。

レース後のコメント

1着　グランアルティスタ(小崎綾也騎手)
「集中力を欠く馬なので、レース前はそこに気をつけていました。レースの前は中団に潜り込む形で、という話をしていましたが、ハミを取っていってくれる雰囲気があり、気持ちを優先させて、スタートから先行させました。1800mは忙しいかと思いましたが、対応してくれたことを褒めたいです。非根幹距離が合うイメージで、上がりの掛かるコースを選ぶ方が良いのかもしれません」

2着　ワンダイレクト(幸英明騎手)
「前の方で、という指示で、ハナまで行けました。最後も差し返しそうな雰囲気はありました。このくらいは走れる馬なのだと思います」

3着　アウフヘーベン(菱田裕二騎手)
「馬の状態としては、返し馬から良い感触でした。理想は外に出す形でしたが、外に進路がなく、内を突く形になりました。それでも狭いところもひるまずに脚を使ってくれました」

4着　アイスグリーン(松山弘平騎手)
「スタートが良く、流れに乗れて、最後まで踏ん張ってくれました」

7着　バッデレイト(川田将雅騎手)
「暑さにやられていますね。前半から全く動きが出ないままでした」