【有力馬動向】広い盛岡なら…セラフィックコール陣営が反撃へ自信/馬三郎のつぶやき

2025年07月09日 17:39

マーキュリーCを目指すセラフィックコール(c)netkeiba、撮影:高橋正和

セラフィックコール(9日・堀尾)

 マーキュリーC(21日・盛岡、ダート2000m)に選出されたセラフィックコール(牡5歳、栗東・寺島)。師は6着に終わった前走の名古屋グランプリを「内の深い馬場に脚を取られた。勝ち馬とは通ったコースの差です」と回顧。その上で「暑い時季でも仕上がり良く迎えられそうだし、盛岡の方が広いので伸び伸びと走れるのでは」と反撃に自信を見せていた。

ラスカンブレス(9日・城谷)

 六社Sを制し、晴れてオープン馬となったラスカンブレス(牡4歳、美浦・林)が次週の小倉記念(20日・小倉、芝2000m)を目指して先週栗東入り。6日の日曜に坂路でビシッと追い、この日はCWコースで矢作厩舎のマグナドムス(3歳未勝利)と併せ馬を行った。インから力の違いを見せつけるように2馬身半抜け出し、6F82秒3-38秒0-12秒1(馬なり)をマーク。早くも環境に慣れたようで、鞍上の意をしっかりと汲んだ機敏な走りを披露。いい雰囲気を保っており、次週は少し気合をつける程度で十分だろう。

ニホンピロキーフ(9日・竹原)

 小倉記念(20日・小倉、芝2000m)を予定するニホンピロキーフ(牡5歳、栗東・大橋)が、栗東CWで1週前追い切り。時計は6F85秒0-37秒6-11秒5(仕掛け)。間隔が詰まるため、しまい重点の追い切りだが、ラストは上々の伸び脚。前走(しらさぎS)は11着と大敗したが、気配は悪くない。ここ5戦はマイルを使っているが、昨年3月に同じ条件の関門橋Sを制しており、距離も問題なし。全4勝中3勝をマークしている小倉でアッと言わせるか。

エピファニー(9日・澤田)

 小倉記念(20日・小倉、芝2000m)を杉原で予定しているエピファニー(牡6歳、美浦・宮田)。前走(新潟大賞典15着)に関して、佐藤助手は「馬場が合わなかったようです」と回顧。その上で「放牧を挟んで順調で、先週、今週と杉原騎手が乗って折り合いがつき、いい動きでした。この後は日曜に栗東へ移動して調整します」と説明した。昨年2月の小倉大賞典を制するなど、実績のある小倉で巻き返しだ。

ショウナンアデイブ(9日・安里)

 前走の新潟大賞典で13着と大敗を喫したショウナンアデイブ(牡6歳、栗東・高野)。「前走は稍重馬場が合わなかったと思いますし、同じ2000mでもワンターンよりコーナー4つの方が脚をためられるみたい」と師は敗因を分析。来週の小倉記念(20日・小倉、芝2000m)に向けて「今のところ暑さも気にならず、ここ2週の追い切りでは素晴らしい反応。相性のいい小倉で改めて」と巻き返しを期待している。

ホウオウビスケッツ(9日・紺谷)

 大阪杯5着以来、休養していたホウオウビスケッツ(牡5歳、美浦・奥村武)だが、6月から美浦で乗り込まれて函館入り。この日のWでは5F71秒0-40秒3-12秒8(馬なり)をマークし、軽快に駆けた。秋の重賞戦線に向けて、しっかりと調整されていくだろう。

ロードエクレール(9日・常木)

 ポラリスSで10着に敗れたロードエクレール(牡7歳、美浦・斎藤誠)は、東海S(27日・中京、ダート1400m)を目標に調整される。

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