織姫賞2025に出走予定のマリアイリダータ(今年5月撮影、ユーザー提供:根津さん)
22年のホープフルSを制した
ドゥラエレーデの全妹となる
マリアイリダータ(牝3、美浦・田中博康厩舎)が、日曜福島9Rの織姫賞(3歳上牝・1勝クラス・芝1800m)で2勝目を狙う。
マリアイリダータは父
ドゥラメンテ、母マルケッサ、母の父
オルフェーヴルの血統。母は未勝利だが、全兄の
ドゥラエレーデは22年のホープフルSの覇者。3歳以降はダートが主戦場となっており、23年と24年のチャンピオンズCはともに3着だった。また、伯父の
サトノダイヤモンドは16年の菊花賞と有馬記念の覇者。馬名の意味由来は「世界選手権自転車競技大会の優勝者に与えられる虹のジャージ」となっている。
ここまで2戦1勝。今年2月の東京でデビュー勝ち。前走のスイートピーSは惜しくも2着だったが、キャリア1戦で大健闘といえる走りだった。今回は初の年長馬相手の競馬となるが、1勝クラスなら間違いなく地力上位。秋の大舞台を目指すためにも、負けられない一戦となりそうだ。