今年のセレクト最高額となった「ミッドナイトビズーの2025」(提供:日本競走馬協会)
7月14日(月)、15日(火)に北海道・苫小牧市のノーザンホースパークで行われた「セレクトセール2025」。2日目のきょうは当歳
セッションが行われた。240頭が上場、228頭が落札され、売却率は95%。総額は171億5400万円で、同セール史上最高額を更新した。2日目の高額馬トップ3は以下の通り。
■1位 5億8000万円 上場番号344番 「
ミッドナイトビズーの2025(牡)」
ネブラスカレーシング
父
イクイノックス、母ミッドナイトビズー、母の父Midnight Luteの血統。
ネブラスカレーシングがセレクト史上3位タイとなる5億8000万円で競り落とした。父は22年天皇賞(秋)からGI・6連勝を飾り、23年ワールドベストレースホースランキングで世界1位に。当歳が初年度産駒にあたる。母は米G1・5勝を挙げた。
■2位 5億円 上場番号407番 「
シンプリーグロリアスの2025(牡)」 坂口直大氏
父
キタサンブラック、母シンプリーグロリアス、母の父
War Frontの血統。坂口直大氏がセレクト史上7位の5億円で落札した。母は米国で2勝。近親には18年のジュライCほかG1・3勝を挙げたユーエス
ネイビーフラッグ(
U S Navy Flag)、17年のサンチャリオットSなどを制したローリーポーリー(
Roly Poly)などがいる。
■3位 4億5000万円 上場番号431番 「
ゴーイングトゥベガスの2025(牡)」 小笹芳央氏
父
イクイノックス、母ゴーイングトゥベガス、母の父
Goldencentsの血統。「ホウオウ」の冠名でおなじみの小笹芳央オーナーが4億5000万円で購入した。母は21、22年に芝2000mの
ロデオドライブS(米G1)を連覇するなど、アメリカの芝中距離路線で活躍した。
今年のセレクトセールは2日間で467頭が上場、453頭が落札され、売却率は97%。2日間合計で327億円を売り上げ、史上最高額を大幅に更新した。