インターナショナルSを制したオンブズマン(中央)。ダノンデサイル(左から2頭目)は5着(カメラ・高橋 由二)
8月20日に行われた第54回インターナショナルS・英G1(ヨーク競馬場・芝2050メートル)の結果を踏まえ、今秋の凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)の勢力図に変化が現れた。
大手ブックメーカーのウィ
リアムヒルはレース後にオッズを更新。今回1着の英国調教馬オンブズマン(牡4歳、英・J&Tゴスデン厩舎、父
ナイトオブサンダー)は21倍で10番人気タイだったが、11倍で3番人気に評価を上げた。
最下位6着のフランス調教馬のダリズ(牡3歳、仏・
フランシスアンリ・
グラファール厩舎、父
シーザスターズ)は15倍で4番人気タイから、34倍で16番人気タイに急降下した。今回2着の
ドラクロワ(牡3歳、愛国・Aオブライエン厩舎、父ドバウィ)は引き続き26倍のオッズだが、14番人気タイから12番人気タイとなった。
カルパナ(牝4歳、英・
アンドリュー・ボールディング厩舎、父
スタディオブマン)が6倍で1番人気。前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス・英G1では2着。仏ダービー馬の父
スタディオブマンはディープインパクト産駒だ。
日本調教馬は、北村友一騎手で参戦する
クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父
キタサンブラック)は、15倍で5番人気。
ビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康厩舎、父
エピファネイア)は21倍で9番人気タイ。
アロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父
ドゥラメンテ)は26倍で12番人気タイ。
シンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父
シユーニ)は34倍で16番人気タイとなっている。