開設60周年を迎える日高育成牧場 GIウイナー含む活躍馬生育の地を紹介

2025年08月28日 18:15

08年朝日杯FSを制したセイウンワンダー(撮影:下野雄規)

 日曜札幌メインは日高育成牧場開設60周年記念日高ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1500m)。そこで日高育成牧場の施設や、ゆかりの活躍馬を紹介したい。

 JRAの公式ホームページによると、日高育成牧場は52年に競走馬の育成業務を農林水産省日高種畜牧場に委託する形式で開始。65年に日高育成牧場として正式に開場した。強い馬づくりの探求と普及を目的とし、長年の調査研究に基づく生産育成技術を用いて生産馬とセリで購買した馬をJRA育成馬(旧抽せん馬)として育成調教している。また、場内の軽種馬育成調教場は自然環境を利用したグラス馬場や坂路グラス馬場、3つの屋内調教場をはじめとした多様な施設を擁し、競走馬の生産・育成の関係者は誰でも利用可能。そこからも多くの活躍馬が出ている。

 日高育成牧場で育成された馬には、78年オークスを制したファイブホープ、91年オークス馬のイソノルーブル、08年の朝日杯FS覇者のセイウンワンダーなどの活躍馬がいる。また、日高育成牧場生産の現役馬は18年ききょうSを制し、現在は門別で走っているイッツクール、中央1勝&兵庫8勝のフローラルドレスなど。残念ながらこれまで重賞タイトルを手にした馬はいないが、近い将来に新たなスターホースが生まれることを期待したい。

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