昨年の新潟記念はシンリョクカが制した(24年9月撮影、ユーザー提供:もふさん)
日曜新潟メインは新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)。ここでは近10回の傾向を人気別、脚質別、枠順別、血統別、馬体重別の成績から探りたい。
まずは人気別だが、1番人気は【1-2-1-6】と低調。2番人気は【4-0-1-5】と頑張っているものの、基本的には穴を狙いたいレースだ。ただ、今年から別定戦になったことで、傾向も変わるかも。脚質はどちらかといえば差し有利。上がり上位の馬が好走しやすく、新潟の長い直線を生かせる馬を狙いたい。そして枠順は内外フラット。最初のコーナーまでが長いので、各馬が思い思いの進路を取りやすい。
血統別ではキングカメハメハの血を引く馬の活躍が顕著だ。22年と23年はワンツー。24年は該当2頭で1着と3着だった。最後に馬体重別では大型馬ほど成績がいい。とりわけ520kg以上の馬は【3-0-2-7】の勝率25%、複勝率42%。どれだけ人気がなくても、ヒモで押さえておきたい。