1着になったメイショウツヨキと飯田祐史調教師(左、カメラ・坂本 達洋)
9月6日の札幌12R・3歳上1勝クラス(ダート1700メートル=14頭立て)は、7番人気の
メイショウツヨキ(牡3歳、栗東・飯田祐史厩舎、父
アドマイヤマーズ)が、ゴール前で差し切って勝利を挙げた。勝ち時計は1分46秒5(良)。
「メイ
ショウ」の冠名で知られる松本好雄オーナーが8月29日にすい臓がんのため亡くなり、9月2日に発表されてから同オーナーの愛馬として初めての勝利となった。飯田調教師は「いつも(勝つことは)うれしいですが、ああいうことが先週にあって、うちは先週、(メイ
ショウ)ヤーキスという馬で勝つことができました。厩舎一同、(生産者の)三嶋牧場の育成部門の人も今日来ていましたが、みんな思うことはあると思うので、そこで結果が出てうれしいですし、会長も喜んでくださっていると思うので、頑張っていきたいと思います」と勝利をかみ締めた。