【ローズS】ルーキー・田山旺佑 アイサンサンと重賞初騎乗Vへ 「乗り方ひとつでチャンスはあると思う」

2025年09月12日 06:00

 初の重賞舞台に挑む田山(撮影・石湯恒介)

 「ローズS・G2」(14日、阪神)

 1年目の田山旺佑騎手(19)=栗東・新谷=が初の重賞舞台に立つ。デビュー年での重賞初騎乗初勝利(84年のグレード制導入後)となれば、史上5人目の快挙。パートナーのアイサンサンと偉業達成を狙っている。

 前走の1勝クラスが初コンビ。強気の先行策で押し切りVへと導き、今回のチャンスをつかんだ。1週前にケイコでまたがって感触を確かめ、「フットワークがすごくいいです」と改めてポテンシャルの高さを確認。前回の斤量50キロから今回は55キロに増えるが「乗り方ひとつでチャンスはあると思う」と自信を見せる。

 田山の父の知人でもある岡オーナーには、デビュー当初から目をかけてもらっており、馬主別での最多騎乗数&最多勝(3勝)をマーク。管理する佐々木師からも、所属する新谷厩舎に次ぐ31の乗鞍をもらっている。「本当にありがたい。オーナー、佐々木先生には感謝の気持ち。特に先生は来年で定年解散なので結果で残せるものがあれば、貢献したいです」。人気薄を含め、現在6週連続で馬券に絡む急成長中のホープが、熱い思いを胸に大仕事をやってのける。

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