◆第104回凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)
10月2日に枠順抽選会が行われ、18頭のゲート番、騎手が確定した。日本ダービー馬の
クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父
キタサンブラック)は、外の17番ゲートとなった。内枠が有利と言われる世界最高峰のG1レース。英国の大手ブックメーカーのウィ
リアムヒルで週明けの段階では3番人気(9倍)だったが、枠順抽選会後では5番人気タイ(13倍)に評価が落ちている。
日本馬で最も評価が高いのは
ビザンチンドリーム(牡4歳、栗東・坂口智康、父
エピファネイア)。枠順抽選会後はキングジョージ6世&クイーエリザベスSで2着の4歳牝馬
カルパナと並ぶ3番人気タイ(10倍)となっている。週明けには4番人気タイ(11倍)だったが、人気が下がった
クロワデュノールと入れ替わる形で、日本馬の最上位人気に浮上した。外めの15番ゲートでも評価は変わらず、フォワ賞に続いての好走が期待される。
内の4番ゲートとなった
アロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父
ドゥラメンテ)は、週明けと変わらずオッズは17倍。週明けは8番人気だったが、並んでいたニエル賞の覇者のクアリフィカー、
プランスドランジュ賞で2着のダリズが若干評価を上げた(17→15倍)ことで、8番人気タイから10番人気タイに後退している。
引き続き2頭の牝馬が1番人気タイ(5倍)は牝馬2頭。まずは欧州オークス3冠(英、愛、ヨークシャー)を達成した
ミニーホーク(牝3歳、愛・Aオブライエン厩舎、父
フランケル)。追加登録料の12万ユーロ(約2083万円)を払って参戦し、最内1番ゲートからのスタートとなった。
もう1頭は昨年2着だったフランス調教馬のアヴァンチュール(牝4歳)。こちらは12番ゲートからのスタートとなった。