カナテープが実績ある東京コースで持ち味の末脚を発揮する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■10/12(日) アイルランドトロフィー(3歳上・牝・GII・東京芝1800m)
カナテープ(牝6、美浦・堀宣行厩舎)はデビュー以来、適度に休みを挟みながらの出走で6歳牝馬とは言え、まだまだ馬体はフレッシュ。今年は3戦2勝で、3走前の勝利は後に福島牝馬Sを勝利する
アドマイヤマツリ(牝4、美浦・宮田敬介厩舎)を負かしてのもの。その後は府中牝馬Sで2着と好走して、前走の関屋記念でレコード勝ちと非常に充実した成績を残している。今回は実績のある東京の1800m戦。得意の舞台で再度、好勝負は必至だ。鞍上は佐々木大輔騎手。
府中牝馬Sで上記の
カナテープに続く3着と好走した
ラヴァンダ(牝4、栗東・中村直也厩舎)だが、そのときは格下の身。しかも不利な大外枠を考えれば大健闘だ。その後は自己条件に戻ってきっちり勝利を掴み、再び強敵牝馬に挑む。秋に1戦している強みもあり逆転も十分。鞍上は岩田望来騎手。
その他、初重賞制覇に向けて態勢整った
ボンドガール(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)、府中牝馬Sの勝ち馬
セキトバイースト(牝4、栗東・四位洋文厩舎)、一昨年、牝馬二冠の
チェルヴィニアに肉薄している
サフィラ(牝4、栗東・池添学厩舎)、3連勝と勢い十分の
アンゴラブラック(牝4、美浦・尾関知人厩舎)、初のGIで小差の戦いを演じた
アドマイヤマツリなどが秋の大舞台に向けて虎視眈々。発走は15時45分。