デビューVを飾ったブラウンバナナ(右)(カメラ・荒牧 徹)
10月19日の東京5R・2歳新馬(芝1800メートル、18頭立て)は、3番人気の
ブラウンバナナ(牡2歳、美浦・林徹厩舎、父
キズナ)が、迫力あるス
トライドで抜け出しデビュー戦を飾った。勝ちタイムは1分50秒2(良)。
大外枠から発馬を決めると手綱を押して先団外めを追走。折り合って迎えた最後の直線では跳びの大きなス
トライドで前との差を一完歩ずつ詰めて並びかけると、最後は1馬身差をつけてゴール。津村明秀騎手は「大外枠でしたがスタートが決まっていい位置で運べました。エンジンがかかるまで時間がかかるので、かえって外枠で良かったかもしれません。いい勝ち方ができたし、まだまだ上積みが見込めそうです」と喜んだ。