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矢作調教師が語る「調教師として、自分の人生としても唯一にして、最大の節目」とは 今週13頭出しの大攻勢で決める

2025年10月23日 17:00

矢作芳人調教師

 矢作芳人調教師=栗東=に大きな節目の数字が迫っている。先週まで海外、地方を含めると通算996勝。2014年以降の過去11年で6度の全国リーディングを獲得した名トレーナーにとって、あと4に迫った1000勝という大台は誰よりも大きな意味を持っている。

 国境も垣根もない戦いを続けてきた自負がある。矢作調教師は2005年の開業以来、「一銭でも多くぶんどる」をスローガンに世界中を駆け回ってきた。その積み重ねの結晶と言える大台到達はとてつもなく重い。「一般的にいえば、JRA1000勝なんだろうだけど、うちは海外と地方を中央と同じようにやってきている。うちの厩舎にとって、本当に値打ちのあるのは全部込みでの1000勝だよ」とかみしめるように口にした。

 JRAでは933勝。海外ではすべて重賞でJRAの調教師でトップの16勝を、地方では重賞18勝を含む47勝を挙げる。「JRAだけの1000勝になれば、サウジCもブリーダーズCも何もなくなるわけだよ。東京大賞典だってそう。全部込みこそ大事。それぞれの調教師の考え方だろうけど、うちはそれで一貫してやっている以上、そこに値打ちをすごく感じるんです」。すべてのフィールドにおいて、確固たる存在感を放ってきたからこそ、その言葉には説得力がある。

 現在、開業から21年目。国内外へ常に幅広くアンテナを張り、駆け巡ってきた充実の日々の証しと言える数字だ。「よう勝ったな、年食ったなと思うね。調教師として、自分の人生としても唯一にして、最大の節目じゃないかな。現役のうちに2000勝なんていかないんだから」。

 今年は海外、地方込みでは40勝でリーディング4位。「勝ててないよな」と現状を嘆く。しかし、3場開催の今週は菊花賞を抽選除外になり、25日の京都8Rに出走するキングスコール(牡3歳、父ドゥラメンテ)など13頭出し。来週は米G1・ブリーダーズCクラシックに臨むエースのフォーエバーヤング(牡4歳、父リアルスティール)を含む3頭が、BCに挑戦する。「ここで一気に決めるか、それともブリーダーズCで決めるかだね」。そうつぶやき、にやりと笑った矢作師だがもちろん、来週まで待つつもりはない。今週の大攻勢で節目の数字へ一気に到達し、競馬の祭典へ強烈な追い風を吹かせる。(山本 武志)

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