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【南井克巳元調教師 豪腕の視点】精神面の成長見られたレガレイラ エリザベス女王杯

2025年11月17日 06:00

 G1写真サービス 外から抜け出すレガレイラ(中央)=撮影・石湯恒介

 「エリザベス女王杯・G1」(16日、京都)

 グランプリホースが意地の一撃だ。1番人気に支持されたレガレイラが、淀の舞台で力の違いを見せつける快勝劇でG13勝目。5着に敗れた昨年のリベンジを果たし、女王の座に返り咲いた。2着に4番人気のパラディレーヌ、3着に9番人気のライラックが入った。また、JRA・G1実施機会4連勝が懸かっていたルメール騎乗のステレンボッシュは10着に終わった。

  ◇  ◇

 強い馬が、強い競馬を見せてくれた-。それにに尽きますね。

 前半5Fの通過が59秒9とやや速め。勝ったレガレイラは中団でしっかりと折り合い、4角では早めに外へ出して直線に向きました。恐らく、戸崎君は自信があったのでしょう。直線の脚は他馬とは違っていました。

 さすがは昨年のグランプリホース。復帰戦のオールカマーも男馬相手に強い競馬をしていましたし、牝馬同士では力が違った印象です。3歳時はゲートなどに課題がありましたが、精神面が成長して安定感が増してきました。さらなる大舞台でもいい競馬を見せてくれることでしょう。

 2着のパラディレーヌもいい競馬をしていました。直線に向いて普通なら楽に勝っているパターンでしたが、外から一気に来られましたものね。4着のリンクスティップも外からよく伸びていましたし、3歳馬の健闘が目を引きました。一方でユタカ君のエリカエクスプレスは早めに来られた上、今回は2200メートル。秋華賞のようにうまくはいきませんでしたね。

 冒頭で述べたように、今年は勝ったレガレイラの強さが際立ちました。そして、やや流れが速かった点と、傷んできた馬場状態が勝負の分かれ目に。3着ライラック、5着ココナッツブラウンと上位勢は“外差し”。そこがポイントでしたね。(元JRA調教師)

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