富士S、サイレントプライドが重賞2勝目

2008年10月25日 15:35

 25日、東京競馬場で行われた第11回富士S(3歳上、GIII・芝1600m)は、横山典弘騎手騎乗の4番人気サイレントプライド(牡5、美浦・国枝栄厩舎)が、道中は好位を追走。直線で馬場の内めから抜け出すと、中団から追い上げた5番人気リザーブカードをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分32秒7(良)。さらにクビ差の3着には7番人気バトルバニヤンが入った。1番人気エイシンドーバーは4着、2番人気マルカシェンクは13着に敗れている。

 勝ったサイレントプライドは、父フレンチデピュティ、母がJRA3勝のサイレントプレアー(その父サンデーサイレンス)。半兄に05年エプソムC(GIII)を制したスズノマーチ(父ティンバーカントリー)がいる血統。

 05年7月のデビューから2戦目で初勝利。その後もマイル戦で勝ち星を重ね、昨年3月のアクアマリンS(1600万下)を制してオープン入りを果たした。重賞では惜敗が続いていたが、今年4月のダービー卿CT(GIII)で悲願の重賞初制覇。今回はそれ以来約6か月半ぶりの出走だった。通算成績17戦8勝(重賞2勝)。

 鞍上の横山典弘騎手はロジユニヴァースで制した札幌2歳S(GIII)に続く今年のJRA重賞9勝目で、通算103勝目。管理する国枝栄調教師はマツリダゴッホで制したオールカマー(GII)に続く今年のJRA重賞6勝目で、通算では19勝目となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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