第1回BCクラシックの覇者で、種牡馬としても活躍したワイルドアゲイン Wild Againが現地時間5日、繋養先である米・ケンタッキー州のスリーチムニーズファームにて老衰のため、安楽死の処置がとられたことがわかった。28歳だった。
ワイルドアゲインは父Icecapade、母Bushel-n-Peck(その父Khaled)という血統の米国産馬。現役時代の主な勝ち鞍には84年BCクラシック(米G1)、メドウランズCH(米G1)などがある。通算成績28戦8勝(重賞4勝)。
代表産駒には日本で種牡馬入りしたワイルドラッシュ(メトロポリタンH-米G1、カーターH-米G1)をはじめ、Elmhurst(BCスプリント-米G1)、Sarava(ベルモントS-米G1)などがおり、日本でもナリタキングオー(スプリングS-GII、京都新聞杯-GII、共同通信杯4歳S-GIII)、ワイルドブラスター(アンタレスS-GIII、マーチS-GIII・2勝)、タイキリオン(ニュージーランドT-GII)などの産駒が活躍。04年に種牡馬を引退していた。