6日、阪神競馬場で行われた第61回鳴尾記念(3歳上、GIII・芝1800m)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気{horse=2003104910:サクラメガワンダー}(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が、中団追走から直線で大外を鋭く伸びると、3番人気ナムラマースに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分46秒0(良)。さらに1/2馬身差の3着には13番人気ドリームガードナーが入った。
勝ったサクラメガワンダーは、父グラスワンダー、母サクラメガ(その父サンデーサイレンス)。伯父にサクラチトセオー(天皇賞・秋-GI)、伯母にサクラキャンドル(エリザベス女王杯-GI)がいる血統。
05年11月にデビュー3戦目で初勝利を挙げると、3連勝でラジオたんぱ杯2歳S(GIII)を制して重賞初制覇。06年鳴尾記念で重賞2勝目を飾るなど、その後も重賞戦線で活躍を見せている。今年は宝塚記念4着などGIでも好走。前走の天皇賞・秋は勝ち馬から0.3秒差の6着だった。通算成績25戦6勝(重賞3勝)。
鞍上の福永祐一騎手はマルカシェンクで制した関屋記念(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算64勝目。管理する友道康夫調教師はアドマイヤジュピタで制した天皇賞・春(GI)に続く今年のJRA重賞3勝目で、通算では7勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。