ドバイGS、バンブーエールは大健闘の4着

2009年03月28日 23:55

 バンブーエールが世界の強豪スプリンターを相手に大健闘を見せた。現地時間28日にドバイ・ナドアルシバ競馬場で行われたドバイゴールデンシャヒーン(3歳上、首G1・ダート直線1200m、1着賞金120万米ドル、12頭立て)に、日本から出走した{horse=2003104100:バンブーエール}(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)は、勝負どころで一旦は馬群の後方まで下がったものの、ゴール前で一気の伸び脚を見せ、4着に食い込んだ。

 手綱を取った武豊騎手は「良い走りをしてくれたし、スピードで負けることもなかった。他の馬がバテても最後まで踏ん張ってくれましたし、力のある馬だと思います」と、初めてコンビを組んだパートナーを讃える。

 このレースにはこれまでに5頭の日本馬が参戦し、02年ブロードアピールと04年マイネルセレクトの5着が最高。レースを見届けた安達調教師は、「レースは武(豊)騎手に任せていました。パドックから落ち着いていましたし、スタートも良かった。(日本馬最先着の4着に)よくやってくれたと思います。これを機会にまた頑張って欲しいし、また選ばれるようにしたいですね」と今後の抱負を語った。

 勝ったのはJ.ヴァレンズエラ騎手騎乗のビッグシティマン Big City Man(牡4、サウジアラビア・J.バートン厩舎)。勝ちタイムは1分08秒93(良)。1.1/4馬身差の2着はインディアンブレッシング Indian Blessing、さらに5馬身差の3着にはダイアボリカル Diabolicalが入った。

◆ビッグシティマン
 父Northern Afleet、母Mini Appeal(その父Valid Appeal)という血統の米国産馬。2走前のアルシンダガスプリント(首G3)を制すなど、デビューから7戦5勝2着2回という安定した成績を残しており、今回がG1初出走だった。通算成績8戦6勝(重賞2勝)。

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