競馬殿堂入りの保田隆芳氏が死去

2009年07月02日 18:00

 元騎手・調教師の保田隆芳氏が、1日21時21分、病気のため死去した。89歳だった。

 保田隆芳(やすだ たかよし)氏は、1936年に騎手デビュー。38年には18歳8か月の若さで阪神優駿牝馬(第1回オークス)を制しており、これは現在もクラシック最年少優勝記録として破られていない。その後も天皇賞を春秋合わせて10勝するなど活躍し、史上初となる八大競走完全制覇も達成。58年にはアメリカに遠征し、帰国してモンキー乗りを導入した。通算成績6143戦1295勝。

 また、調教師としてもトウショウボーイ(76年皐月賞、有馬記念、77年宝塚記念)やメジロアサマ(70年天皇賞・秋)など多くの名馬を送り出し、97年に引退。04年には騎手顕彰者として競馬の殿堂入りを果たしている。

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