25日、京都競馬場で行われた、かえで賞(2歳500万下、芝1400m)は、松岡正海騎手騎乗の7番人気コスモセンサー(牡2、栗東・西園正都厩舎)が、中団追走から直線で脚を伸ばすと、ゴール前での13番人気フェブスカイとの叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分20秒7(良)の2歳コースレコード。さらにクビ差の3着には3番人気ニシノモレッタが入り、3連単は851,650円の高配当。1番人気ファイティングピサは中団追走から伸びを欠き11着に敗れた。
勝ったコスモセンサーは、父キングカメハメハ、母がJRA3勝・地方1勝のケイアイバラード(その父リヴリア)という血統。08年セレクトセール1歳にて950万円(税抜)で落札されている。7月26日のデビュー戦(新潟・芝1600m)を制し、続く新潟2歳S(GIII)は3番人気で13着。前走のききょうS(OP)は4着だった。通算成績4戦2勝。
なお、従来のレコードは06年のこのレースでカノヤザクラがマークした1分20秒8(良)で、今回これを0.1秒更新した。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。