20日、阪神競馬場で行われた第4回阪神C(3歳上、GII・芝1400m)は、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気キンシャサノキセキがスタートで後手を踏み後方追走を余儀なくされたものの、直線大外に持ち出すと残り200m付近で一気に抜け出して優勝した。勝ちタイムは1分20秒4(良)。1馬身差の2着には、後方から追い込んだ7番人気プレミアムボックスと11番人気サンカルロが並んで入線したが、写真判定の末、同着となっている。
勝ったキンシャサノキセキは、前走スワンS(GII)をC.スミヨン騎手騎乗で制しており、今回の勝利で重賞2連勝を飾った。
2番人気マルカフェニックスは15着、3番人気ワンカラットは16着にそれぞれ敗れている。なお、8着に入線したエイシンタイガー(松岡正海騎手)は、発走後まもなく急に内側に斜行しタマモナイスプレイの走行を妨害したとして12着に降着となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆{horse=2003110212:キンシャサノキセキ}(牡6)
父:フジキセキ
母:ケルトシャーン
母父:Pleasant Colony
厩舎:美浦・堀宣行
馬主:吉田和美
生産者:Arrowleave Joint Venture
通算成績:24戦8勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:09年スワンS(GII)、08年函館スプリントS(GIII)
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。