アーリントンミリオン詳報

2003年08月18日 18:29

 第21回アーリントンミリオン(芝10f、3歳上)が16日、アーリントンパークで行われ、1位入線馬が4着降着という波乱が起こった。

 1位入線したのは、1番人気ストーミングホーム(5歳、父マキャベリアン)。2位入線した2番人気スラマニ(4歳、父エルナンド)に半馬身差をつけたが、ゴールポストの影に驚いた様子で急激に外側によれ、パオリニ(6歳、父ランド)とカイエチュール(4歳、父マーリン)の進路を妨害したため、4着に降着となった。これにより、2着スラマニが繰り上がり優勝となり、3着同着のパオリニとカイエチュールが2着に繰り上がった。ストーミングホームに騎乗していたG.スティーブンスは入線後に落馬し、病院に運ばれたが、左肩と肺を損傷したもよう。現在も療養中であるが、現地時間20日には退院する予定となっている。

 繰り上がり優勝となったスラマニのオーナー・ゴドルフィンにとっては、これがG1・100勝目となった。昨年のフランスダービー馬スラマニは、10月の凱旋門賞で2着となった後、B.パスカル厩舎からS.ビンスルール厩舎に転厩。今季緒戦のG1ドバイシーマクラシックに優勝後、6月の仏G1サンクルー大賞典5着、前走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで2着となっていた。通算10戦5勝。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。