11日、阪神競馬場で行われた第70回桜花賞(3歳牝、GI・芝1600m)は、蛯名正義騎手騎乗の1番人気
アパパネが、道中は先団を追走し直線で外から脚を伸ばすと、逃げ粘りを図った3番人気
オウケンサクラをゴール手前で交わし、同馬に1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムの1分33秒3(良)は、従来の記録を0.2秒更新するレースレコード。さらにクビ差の3着には11番人気
エーシンリターンズが入った。
鞍上の蛯名正義騎手、管理する国枝栄調教師ともに桜花賞初制覇。なお、関東所属の騎手による桜花賞制覇は、85年
エルプスの木藤隆行騎手以来25年ぶりとなる。蛯名騎手の重賞勝利は
アプリコットフィズで制したクイーンC(GIII)に続く今年3勝目、通算89勝目。国枝調教師の重賞勝利は
マイネルキッツで制した日経賞(GII)に続く今年2勝目、通算では24勝目となった。
<br />父:キングカメハメハ<br />母:ソルティビッド<br />母父:Salt Lake<br />厩舎:美浦・国枝栄<br />馬主:金子真人ホールディングス<br />生産者:ノーザン<a href=)
ファーム
通算成績:6戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:09年阪神ジュベナイルF(GI)