昨年はクラシック戦線で奮闘した{horse=2006102424:ナカヤマフェスタ}。金曜は美浦坂路で最終調整を行った。「体は少し増えてゆったりした感じ。使い出しとしてはいい状態。調教では素直になってきた」と二ノ宮師。4か月半の休養を経て、心身ともに成長が見込める。重賞2勝と実績は最上位。「あとは本番で集中力が持続すれば勝てるはず」と始動戦Vに期待を込めた。
{horse=2005102297:ダイワワイルドボア}は美浦坂路を1本。「状態は変わりない」と上原師は好調維持を強調する。ただ、雨模様にはやや厳しい表情。「この馬が走るときはいつも天気が悪い。セントライト記念は稍重で勝っているけど、あれは3歳同士の戦い。古馬ともなればそうはいかないよ。良馬場がいいね」と好走には条件を付ける。馬場状態がカギを握りそうだ。
初重賞の日経賞では勝ち馬と0.3秒差の5着。成長著しい{horse=2005102326:トリビュートソング}が、まずはオープン特別で賞金加算を狙う。「天皇賞・春には登録せずにこっち一本にした。ここは勝ちたいね」と尾形師は意気込む。「金曜は坂路を1本。馬は順調そのものだよ。東京だからじっくり行きたい。馬場は多少悪くても問題ないから」と愛馬の末脚を信頼していた。
提供:デイリースポーツ