前走Vの勢いを駆って重賞初奪取だ。
ダイショウジェットは栗東CWで単走追い。しまいを一杯に伸ばして6F83.3-39.0-12.0秒をマーク。大根田師は「1番乗りで馬場は締まっていたが、中1週でも元気はいい」と体調面に不安はない。「前走はラスト50mでグッと伸びた。今回はいつもより控える形でレースをしてもらう」とバテない強みを生かす。
得意の淀で変身だ。
ネイキッドは栗東坂路からDPへ。馬なりで軽快に6F83.3-38.9-12.3秒を計時した。ここ2走の内容は奮わないが「この中間は短期放牧に出して立て直した。坂路が悪かったのでポリトラックで追い切ったが、体ができているので息を整える程度で十分。1900mの距離は合っているんじゃないかな」と白倉助手は前進をもくろむ。
長期ブランク明けとなる
エイシンロンバードは、国分恭がまたがって栗東Eでゲート試験に挑み、テンから12.3-14.3-15.7秒でパスした。野元師は「脚元に不安があるので用心しながら調整を進めてきた。プールと坂路を併用しながら乗り込んできたので体は仕上がっている。息遣いも悪くはない。ただ、転厩初戦で相手もそろったから」とトーンは低め。