名種牡馬、ロイヤルスキー引退

2003年10月29日 12:14

 20日、JBBA日本軽種馬協会から来年度の種牡馬配置が発表された。コロナドズクエストとアラムシャーの導入は紹介済みだが、その一方で、ひとつの時代を築いた名種牡馬ロイヤルスキー(牡29)の栃木県・那須種馬場移動も発表された。同種馬場は種付業務を行なっておらず、事実上の種牡馬引退となった。

 ロイヤルスキーは父Raja Baba、母Coz o'Nijinskyという血統。母名からわかるように名種牡馬Nijinskyを近親に持ち、現役時代は米国で2〜3歳時にローレルフューチュリティ(米G1)など14戦8勝。78年に米国で種牡馬となり、80年から日本で供用されている。

 日本では初年度産駒からワカオライデン(朝日チャレンジC)といった活躍馬を出したほか、ロイヤルシルキー(クイーンS)、アサカサイレント(オールカマー)などコンスタントに重賞勝馬を送り、90年にはアグネスフローラ(桜花賞)で待望のクラシック制覇を成し遂げた。近年ではスキーパラダイス(ムーランドロンシャン賞)、アグネスフライト(日本ダービー)、アグネスタキオン(皐月賞)、エアジハード(安田記念)など母の父として評価が高まっていた。

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