29日、門別競馬場で行われた第30回北海道2歳優駿(交流G3・ダート1800m)は、武豊騎手騎乗の2番人気アドマイヤホープ(牡2、栗東・橋田満厩舎)が道中楽な手応えでまくり気味に直線抜け出し、2着に3馬身差を付ける圧勝。勝ちタイムは1分55秒1。2着には9番人気のオーゴンコウテイ、3着に6番人気のブラックシープが入り、3連単は150,050円の波乱となった。なお、札幌2歳S勝ち馬で1番人気に推されたモエレエスポワールは4着に終わった。
アドマイヤホープは父フォーティナイナー、母アドマイヤラピスという血統。前走、阪神のダート1400mで初勝利し、これでダートでは2戦2勝となった。通算成績は4戦2勝(うち地方1戦1勝)。母は97年のステイヤーズS(G2)2着で、計7勝した活躍馬。
中央馬は交流重賞になって以来7年で5頭目の勝ち馬。武豊騎手は昨年のブラックミラージュに続く2連覇となった。