8日、川崎競馬場で行われた第39回戸塚記念(3歳、南関東G3・ダート2100m、1着賞金1200万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ハーミアが道中先団追走から4角で先頭に立つと、外から並びかけてきた5番人気ビクトリースガを直線で再び突き放し、同馬に1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分16秒9(不良)。さらに1/2馬身差の3着には8番人気ミヤビジンダイコが入った。
ハーミアは前々走の関東オークス(交流GII)で2着に好走。続く前走の黒潮盃(南関東G2)は3着に敗れており、今回が重賞初制覇となった。なお、牝馬による戸塚記念制覇は95年のドラールクラウン以来15年ぶりの快挙となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ハーミア(牝3)
父:フィガロ
母:サマーシェイクス
母父:ジェイドロバリー
従兄:アンパサンド(東京ダービー-南関東G1)
厩舎:大井・荒山勝徳
通算成績:14戦4勝(うちJRA1戦0勝、重賞1勝)
主な戦績:関東オークス2着、黒潮盃3着など
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。