「第61回朝日チャレンジC・GIII」(芝2000m)は11日、阪神10Rに9頭で争われ、出走馬中唯一のGI馬
キャプテントゥーレ(2番人気)が貫禄の逃げ切り勝ち。直線に入っても後続を寄せ付けず2着の
プロヴィナージュ(3番人気)に2馬身差をつけ、1分59秒2のタイムで重賞4勝目を挙げた。3着は1番人気の
アドマイヤメジャー。
71年の
ケイサンタ以来、39年ぶりとなる朝日CC連覇を達成した。初コンビだった小牧も舌を巻く。「
スピードが違う。前回に千六を使っているし、行くだろうと思って、あんまり引っ張らないようにした。GI馬だし、負けないと思った」と満面の笑み。8Rから11Rまで4連勝を飾るなど、開幕の仁川で手綱がさえわたった鞍上は「力のある馬に乗せてもらえたし、気を引き締めていました」と喜んだ。
次なる目標は天皇賞・秋(10月31日・東京)。直行するかどうかは未定だが、今回の連覇によって大きな弾みがついたのは間違いない。新たな勲章を胸に秋の主役へと躍り出る。
提供:デイリースポーツ