好時計で調子の良さをアピールした。{horse=2007106225:マイネルゴルト}は栗東坂路で単走追い。ラストまでしっかりと追われ、4F50.9-37.4-12.7秒をマーク。馬場の荒れた後半の時間帯を思えば優秀だ。中村師は「時計の出やすい馬場だから」と涼しい表情。やや時計を要した1Fにも「途中のラップが速いから仕方がない」と納得した。
この日は変則日程による全休日明け。各馬木曜追いにスライドするなか、神戸新聞杯組ではこの馬だけが意欲的に時計を出した。「水曜に追うのはいつものこと。問題ない」。馬のリズムを優先させた調整に狂いはない。
「距離は延びれば延びるほど面白い。ダービー馬もいるけど、どこまでやれるかな」と指揮官。見据えるのは父ステイゴールドの果たせなかった菊花賞V。まずは前哨戦で金星をつかむ。
提供:デイリースポーツ